前回、ノートパソコンを使うに当たって、マウスではなく、タッチパッド(トラックパッド)が標準装備され、みんな当たり前のように、指をなぞって、ポインターを動かしていると書きました。
新幹線の車中などで、打ち手の動作を注視していると、キーボードは、パチパチ、シャカシャカ結構音がうるさいのに、以前は耳についていた、クリック音は聞こえません。
なぞるんですから、それは当たり前ですが、私はこのなぞる動作が不得意です。指先が、何となく、「こそばゆい」感じがして、どうしてもなじめません。
少し前だと、丸い「ビー玉」のようなものが付いていて、それをクルクル回すことで、「タッチパッド」の役目を果たさせていました。そうそう、「その玉」は、確か「トラックボール」と言いました。
その玉も、私にとっては、とても”違和感”があって、操作につまづき、結局マウスに戻ってしまったという苦い経験があります。
それゆえ、このブログで、「シニアのためのノートパソコン活用法」を書き綴る以前に、「トラックパッド」になじまなければ、人に活用法を伝授する以前の話になってしまいます。
そこで、今回から、そういう不得意分野にもスポットを当て、連載を続けていくことにしました。
左手指で、タッチバッドを1回押す→1クリック
左手指で、タッチバッドを素早く2回押す→ダブルクリック
ここまでは、マウスのワンクリック、ダブルクリックと同じですね。ここまでは、同じような流れです。
と、ここまで書いて、その次が待ちきれなくて、右指を3本ばかり内に曲げて、「禁断の招き猫」をやらかしてしまいました。
結果は、何やら画面が一変、元に戻るまで、数分かかりました。やはり、恐るべし「トラックパッド」。侮ってはいけませんね。
(この項も、続きます)