久しぶりに、パソコンの本を見ようと、大型店の中に入っている書店をのぞくと、
写真のような「テレワーク」のコーナーが、目に留まりました。
コロナがはやる前から、雑誌に原稿を投稿している関係で、「テレワーク」をやっていたので、その便利さに改めて気付いたわけではありません。
むしろ、それ以前のように、郵便局に出向き、翌日便で原稿を送っていた時代と、「何が、どう違った」のか、分からなくなっています。
「パソコンで原稿を打ち、写真をプリントして送っていたのだっけ?」「いや、原稿はメールに添付し、データ量の重い写真はDVDに焼いて送っていたのか…」――たった、十数年前のことなのに、はっきり思い出せません。
当時、郵便局は事務所のあったビルの1階にあり、17:00までに駆け込めば、何とか締め切りに間に合っていたので、重宝していました。
それが、テレワーク時代になり、原稿や写真を送る手段はネットを通して、俊速になったのに、それをまとめる「我が頭」が年とともに劣化して、結局は以前と変わらぬスピードのままだという事実に、ようやく合点が行きました。